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ネットショップの経費になるものは、国税庁の説明をもとに考えれば整理しやすくなります。この記事では、その考え方と家事按分の基本を押さえたうえで、売上や費用の記録を残しやすいネットショップ作成サービスを4つ比べます。

要点(3行)

  • 初期費用も月額費用もかけずに始めたい人なら、BASE。新規開設で最初に使うスタンダードプランは、初期費用と月額費用が無料で、商品が売れたときだけ費用がかかります [1]
  • 会計ソフトとつなげて売上を管理したい人なら、STORES。freee会計やマネーフォワードなどの会計ソフトと連携でき、売上情報を確認しやすい作りです [2]
  • 実店舗とネット販売の売上データをまとめたい人なら、Square。実店舗とオンラインの在庫・商品・注文の情報が同期され、顧客情報も1か所で管理できます [4]

ひと目で比較

月額の安い順(料金が分かる製品から。並びは順位ではありません)。金額はいちばん安いプランの税込(公式の税抜表示は×1.1で換算)で、料金は 2026-10-25 時点。プラン名・契約期間などの条件は下の「各サービスの公式情報」に。

BASE

料金は公式ページで確認

無料枠 スタンダードは初期費用・月額費用が無料

開設まで最短30秒、便利機能は80種以上

BASEの料金を公式で見るPR

選び方

あなたの状況は?初期費用も月額費用もかけずに始めたい人BASE会計ソフトとつなげて売上を管理したい人STORES実店舗とネット販売の売上データをまとめたい人Square
記事の結論と同じ内容です

結論

初期費用も月額費用もかけずに始めたい人

BASE新規開設で最初に使うスタンダードプランは、初期費用と月額費用が無料で、商品が売れたときだけ費用がかかります [1]

BASEの料金を公式で見るPR

会計ソフトとつなげて売上を管理したい人

STORESfreee会計やマネーフォワードなどの会計ソフトと連携でき、売上情報を確認しやすい作りです [2]

STORESの料金を公式で見るPR

実店舗とネット販売の売上データをまとめたい人

Square実店舗とオンラインの在庫・商品・注文の情報が同期され、顧客情報も1か所で管理できます [4]

Squareの料金を公式で見る

選定基準(選び方の軸3つ)

選び方の3つの軸

1料金の形2記録のしやすさ3契約条件と追加費用下の比較表で見比べる
記事の選定基準と同じ内容です。出典 [1][2][4][8]
  1. 料金の形: 月額費用がかかるか、売れたときの手数料だけかを見ます。無料プランから始められるサービスでも、決済手数料の率は異なります [1][2][4]
  2. 記録のしやすさ: 売上や注文のデータを管理画面で追えるか、会計ソフトと連携できるかを見ます。経費の記録と按分の根拠づくりに関わります [2][4][8]
  3. 契約条件と追加費用: 独自ドメインを使えるプランや、途中解約の扱いを見ます。事業で使う費用の見通しに関わります [2][4]

順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。

比較表

料金の比較グラフ

月額(税込)STORES スタンダード 年間契約税込3,300円/月BASE料金は公式ページで確認Shopify料金は公式ページで確認Square料金は公式ページで確認
出典 [1][2][7][4]・料金は 2026-10-25 時点・税込。公式の税抜表示は×1.1で換算。並びは比較表と同じ

機能の対応表

サービス料金の掲載無料お試し主な連携先サポート
BASE要確認ありありあり
STORESありありありあり
Shopify要確認ありありあり
Square要確認ありありあり
✓は出典で確認できたもの。出典 [1][2][7][3][4]・料金は 2026-10-25 時点

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-25 時点

比較表(料金は 2026-10-25 時点)
サービス 税込料金 無料枠 対象規模 主な連携先 サポート 強み 弱み
BASE

公式サイトで料金を見るPR

スタンダード 月額無料。グロースは公式ページで確認 [1] スタンダードは初期費用・月額費用が無料 [1] 売上が増えたらグロースへ切り替え可 [1] Instagram、PAY IDアプリなど [1] 運営ノウハウはBASE Uに掲載 [1] 開設まで最短30秒、便利機能は80種以上 [1] 売れたときに決済手数料とサービス手数料3%がかかる [1]
STORES

公式サイトで料金を見るPR

スタンダード 年間契約 税込3,300円/月。フリーは無料 [2] フリープランは無料で契約期間なし [2] スモールスタートからチーム運営まで [2] freee会計、マネーフォワードなど [2] 導入相談は24時間受付 [2] 会計ソフトと連携できる [2] フリーは独自ドメイン不可、決済手数料は5.5%〜 [2]
Shopify Basicなど。料金は公式ページで確認 [7] 3日間の無料お試し [7] Basicは個人事業主向け、Growは小規模チーム向け [7] 13,000以上のアプリ [3] 日本語の24時間体制のサポート [7] アプリで機能を足せる [3] Basicはチェックアウトのカスタマイズに制限あり [7]
Square 無料プランは無料。有料プランは公式ページで確認 [4] 無料プランあり [4] 実店舗とオンライン両方の販売 [4] Instagram、Facebook、Square POSレジなど [4] ヘルプセンターと営業チームへの問い合わせ [4] 実店舗とネットの情報を同期できる [4] 無料プランの決済手数料は3.6%、有料のプレミアムプランは3.3% [4]

各サービスの公式情報

BASE

スタンダード 月額無料。グロースは公式ページで確認

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-25 時点

向いている人
初期費用も月額費用もかけずに、売れた分だけ費用を払う形で始めたい人 [1]
向かない人
売れたときの決済手数料とサービス手数料をかけたくない人 [1]
長所
開設まで最短30秒で、便利機能は80種以上あります [1]
短所
スタンダードプランでは、売れたときに決済手数料とサービス手数料3%がかかります [1]
料金
スタンダード 月額無料。グロースは公式ページで確認 [1]

BASEの料金はいくら?

スタンダード 月額無料。グロースは公式ページで確認 [1]。

BASEは、新規開設で最初に使うスタンダードプランの初期費用と月額費用が無料です。商品が売れたときだけ費用が発生します [1]。売上が増えたらグロースプランに切り替えられ、使える機能はどちらも同じです [1]。

公式ページで最新の情報を確認してください。決済手数料やサービス手数料は売上とは別に記録しておくと、年末の整理が楽になります。

BASEの料金を公式で見るPR

STORES

スタンダード 年間契約 税込3,300円/月、月額契約 税込3,960円/月。フリーは無料

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-25 時点

向いている人
会計ソフトと連携して売上を管理したい人、無料のフリープランから始めたい人 [2]
向かない人
フリープランで独自ドメインを使いたい人。独自ドメインはスタンダードで使えます [2]
長所
freee会計やマネーフォワードなどの会計ソフトと連携できます [2]
短所
スタンダードの年間契約・月額契約は、途中解約しても返金がありません [2]
料金
スタンダード 年間契約 税込3,300円/月、月額契約 税込3,960円/月。フリーは無料 [2]

STORESの料金はいくら?

スタンダード 年間契約 税込3,300円/月、月額契約 税込3,960円/月。フリーは無料 [2]。

STORESには、契約期間のないフリープランと、有料のスタンダードプランがあります [2]。どちらも初期費用は無料です [2]。決済手数料の率はフリーが5.5%〜、スタンダードが3.6%〜です。PayPalなど一部の決済手段は率が高くなります [2]。

入金額は、売上から決済手数料と振込手数料を引いた額です。入金は月末締めの翌月末払いが基本で、条件は公式ページで確認してください [2]。売上と入金額の差を帳簿に残すとき、この点を押さえておくと整理しやすくなります。

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Shopify

Basicなど。料金は公式ページで確認

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-25 時点

向いている人
個人事業主から小規模チームまで、アプリで機能を足しながら育てたい人 [7][3]
向かない人
料金を無料枠の中で抑えたい人。無料で試せるのは3日間です [7]
長所
13,000以上のアプリから必要な機能を選べます [3]
短所
Basicプランは、チェックアウトのカスタマイズに制限があります [7]
料金
Basicなど。料金は公式ページで確認 [7]

Shopifyの料金はいくら?

Basicなど。料金は公式ページで確認 [7]。

Shopifyの料金プランは、Basicが個人事業主向け、Growが小規模チーム向けです [7]。年払いと月払いで月額が違うため、表示の条件を公式ページで確認してから比べてください [7]。税込か税抜かの表示は出典から読み取れないため、この記事では金額を載せていません。

日本語の24時間体制のサポートがあります [7]。機能の比較表には、200種類以上のリアルタイムレポートとカスタム分析の項目があります。対象のプランは公式ページで確認してください [7]。

Shopifyの料金を公式で見る

Square

無料プランは無料。有料プランは公式ページで確認

税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-25 時点

向いている人
実店舗とネット販売の両方で売っていて、在庫や顧客情報をまとめたい人 [4]
向かない人
無料プランのままカスタムドメインの費用をかけたくない人。カスタムドメインは有料プランへの切り替えで無料になる扱いです [4]
長所
在庫・商品・注文などの情報が、実店舗とオンラインで同期されます [4]
短所
無料プランの決済手数料は3.6%で、有料のプレミアムプランは3.3%です [4]
料金
無料プランは無料。有料プランは公式ページで確認 [4]

Squareの料金はいくら?

無料プランは無料。有料プランは公式ページで確認 [4]。

Squareは、決済手数料を除いて月額の固定費や初期費用がかからない無料プランから始められます [4]。売上履歴やギフトカードの使用状況など、お客さまに関わる情報を追跡でき、実店舗とオンラインの顧客情報を1か所で管理できます [4]。

商品を実店舗とネットの両方で売る場合、売上データが1つのシステムにまとまります [4]。

Squareの料金を公式で見る

用語の定義

くわしく読む

必要経費とは?

必要経費とは、事業所得・不動産所得・雑所得の金額を計算する上で算入できる、総収入金額を得るために直接要した費用や、その年に生じた販売費・一般管理費などの業務上の費用の額のことです [8]。

家事関連費とは?

家事関連費とは、個人の業務で、一つの支出が家事上と業務上の両方にかかわりがある費用のことです [8]。

関係する制度

くわしく読む

国税庁のタックスアンサー(令和8年4月1日現在法令等)によると、事業所得・不動産所得・雑所得で必要経費に算入できるのは、売上原価など収入を得るために直接要した費用と、その年に生じた販売費・一般管理費などの業務上の費用です [8]。ネットショップの個別の項目が当てはまるかは、この出典からは読み取れません。国税庁の公式ページで最新の情報を確認してください。

算入する時期は、その年に債務が確定した金額が基準です。支払った年ではなく、12月31日までに債務が成立していること、給付の原因となる事実が発生していること、金額を合理的に算定できることの3つがそろうかで決まります [8]。

家事上の費用は必要経費になりません。ただし、一つの支出に家事上と業務上の両方が関わる家事関連費は、取引の記録などから、仕事のために直接必要だったと明らかに分けられる部分に限って必要経費になります [8]。例として、店舗併用住宅の家賃や水道光熱費などが挙げられています [8]。この記事では、この区分けを家事按分と呼びます。割合の具体的な決め方は出典から読み取れないため、公式ページで確認してください。

そのほか、所得税や住民税は必要経費になりません。事業税は全額が必要経費になり、固定資産税は業務用の部分だけです [8]。生計を一にする配偶者などの親族に払う地代家賃や給与も、青色事業専従者給与を除いて必要経費になりません [8]。確定申告の手引きは、国税庁のサイトに年分ごとに掲載されています [9]。

費用の目安(計算例)

費用の計算例

STORESのスタンダードプランを年間契約で1年使う場合税込39,600円STORESのスタンダードプランを月額契約で1年使う場合税込47,520円
出典 [2]・計算式は下の一覧。料金は 2026-10-25 時点
計算式と前提を見る
  • STORESのスタンダードプランを年間契約で1年使う場合: 計算式: 税込3,300円/月 × 12か月 = 税込39,600円(2026-10-25時点の料金から計算)
  • STORESのスタンダードプランを月額契約で1年使う場合: 計算式: 税込3,960円/月 × 12か月 = 税込47,520円(2026-10-25時点の料金から計算)

計算に使った料金は上の比較表と各サービスの節の値です。実際の請求額は契約形態で変わります。ほかのサービスは税込の月額が読み取れないか無料のため、計算例には入れていません。決済手数料は売上に応じて別にかかります [1][2][4]。

よくある質問

Q. ネットショップの経費になるものは、どう考えればよいですか?

事業所得などでは、収入を得るために直接要した費用と、その年の販売費・一般管理費などの業務上の費用が必要経費になります [8]。その年に債務が確定したものが対象です [8]。個別の項目が当てはまるかは、国税庁の公式ページで最新の情報を確認してください。

Q. 家事按分はどのように考えればよいですか?

家事上と業務上の両方に関わる家事関連費は、取引の記録などから、業務に直接必要だったと明らかに分けられる部分だけが必要経費になります [8]。割合の決め方は出典から読み取れないため、公式ページで確認してください。注文や売上の記録を残せるサービスを選ぶことは、その根拠づくりにも役立ちます。

Q. 家族に払う家賃や給与は経費にできますか?

生計を一にする配偶者などの親族に払う地代家賃や給与は、必要経費になりません。青色事業専従者給与は除きます [8]。ただし、子が生計を一にする父から業務用に借りた土地・建物の固定資産税等は、子の必要経費になります [8]。

Q. 無料で始められるネットショップのサービスはありますか?

BASEのスタンダードプラン、STORESのフリープラン、Squareの無料プランから始められます [1][2][4]。Shopifyは3日間の無料お試しがあります [7]。BASE・STORES・Squareは、売れたときの決済手数料が別にかかります [1][2][4]。