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手づくり品や小さな店の商品をネットで売りはじめるとき、サービス選びと同じくらい迷うのが、届出や表記の準備です。この記事では、BASE・STORES ネットショップ・カラーミーショップの3つを、料金の形・開業準備のしやすさ・サポートと連携の軸で整理します。あわせて、国税庁・消費者庁・IPA の公式情報から、開業前に押さえたい制度も書きます。
要点(3行)
- 無料で始めたい人なら、BASE。初期費用と月額費用が無料で、売れたときにだけ手数料がかかる料金の形です [1]
- 実店舗やレジ・会計ソフトとつなげたい人なら、STORES ネットショップ。無料のフリープランがあり、freee会計やマネーフォワードなどの会計ソフトと連携できます [5]
- 電話やメールのサポートを使いながら始めたい人なら、カラーミーショップ。電話・メールサポートがあり、無料お試し期間中もサポートを受けられます [3]
ひと目で比較
BASE
料金は公式ページで確認
無料枠 初期費用・月額費用が無料
向いている人初期費用と月額費用をかけずに、まず開設してみたい人
- 初期・月額費用が無料で、抽選販売や匿名配送などの売り方を選べる
- 開設は最短30秒で、商品登録からショップ公開までを3つのステップで進められます
- SNS連携、PAY ID
STORES ネットショップ
フリー 無料 / スタンダード 税込3,300円/月
無料枠 フリープランは月額無料
向いている人実店舗と併用したい人や、会計ソフト・Instagram・Google と連携したい人
- 48種類の無料テンプレートと、予約販売・定期便などの販売方法がある
- 販売品目別の機能にハンドメイドが用意されており、商品が多い場合はCSVで一括登録できます
- Google、Instagram、freee会計、マネーフォワード
カラーミーショップ
料金は公式ページで確認
無料枠 30日間の無料体験
向いている人電話やメールで相談しながら進めたい人や、制作・設定を代行に頼みたい人
- 販売手数料がかからず、制作代行・設定代行を頼める
- 有料プランは販売手数料がかからず、決済手数料はレギュラー3.4%〜、ラージ3.19%〜、プレミアム2.99%〜です
- Amazon Pay、アプリストア
税込。公式の税抜表示は×1.1で換算(料金は 2026-10-15 時点)。順位ではありません(並びは比較表と同じ)。
選び方
結論
無料で始めたい人
BASE初期費用と月額費用が無料で、売れたときにだけ手数料がかかる料金の形です [1]
実店舗やレジ・会計ソフトとつなげたい人
STORES ネットショップ無料のフリープランがあり、freee会計やマネーフォワードなどの会計ソフトと連携できます [5]
電話やメールのサポートを使いながら始めたい人
カラーミーショップ電話・メールサポートがあり、無料お試し期間中もサポートを受けられます [3]
選定基準(選び方の軸3つ)
- 料金の形: 月額費用がかかるか、売れたときの手数料だけかを見ます。BASEのスタンダードプランは月額が無料で、売れたときに手数料がかかります [1]。カラーミーショップの有料プランは販売手数料がかからず、月額費用と決済手数料の組み合わせです [3]。
- 開業準備のしやすさ: 独自ドメインの可否、商品の一括登録、決済の開始までの手間など、公開前に必要な作業の少なさです。STORES は、サーバーやドメインの契約が不要だと案内しています [5]。
- サポートと連携: 困ったときの相談先と、会計ソフトやSNSなど外部サービスとのつながりやすさです。
順位や点数はつけず、上の軸に照らして状況別に整理しています。報酬や提携の有無で順番を決めていません。試用による評価ではなく、公式情報の整理です。
比較表
料金の比較グラフ
機能の対応表
| サービス | 料金の掲載 | 無料お試し | 主な連携先 | サポート |
|---|---|---|---|---|
| BASE | 要確認 | あり | あり | あり |
| STORES ネットショップ | あり | あり | あり | あり |
| カラーミーショップ | 要確認 | あり | あり | あり |
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-15 時点
| サービス | 税込料金 | 無料枠 | 対象規模 | 主な連携先 | サポート | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BASE | スタンダード 月額無料+売れたときの手数料 / グロース 公式ページで確認 [1] | 初期費用・月額費用が無料 [1] | 公式ページで確認 | SNS連携、PAY ID [1] | ヘルプ、BASE U、資料請求 [1] | 初期・月額費用が無料で、抽選販売や匿名配送などの売り方を選べる [1] | 運営マニュアルは用意されておらず、PayPay・Amazon Pay・PayPalでは決済手数料に1%が加算される [1] |
| STORES ネットショップ | フリー 無料 / スタンダード 税込3,300円/月(年間契約)[5] | フリープランは月額無料 [5] | 売上が一定規模を超える場合は問い合わせ [5] | Google、Instagram、freee会計、マネーフォワード [5] | 導入相談フォームは24時間受付 [5] | 48種類の無料テンプレートと、予約販売・定期便などの販売方法がある [5] | フリープランは独自ドメイン不可で、スタンダードは契約期間中の途中解約でも返金がない [5] |
| カラーミーショップ | レギュラー・ラージ・プレミアム 公式ページで確認 [3] | 30日間の無料体験 [3] | 公式ページで確認 | Amazon Pay、アプリストア [3] | 電話・メール・AIチャット [3] | 販売手数料がかからず、制作代行・設定代行を頼める [3] | 有料プランは月額費用が必要で、ECアドバイザーはプレミアムプランが対象 [3] |
各サービスの公式情報
BASE
スタンダードプランは月額無料、売れたときに手数料がかかります。グロースプランの月額は公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-15 時点
- 向いている人
- 初期費用と月額費用をかけずに、まず開設してみたい人 [1]
- 向かない人
- 運営マニュアルを用意してほしい人。BASEにはマニュアルがなく、コツは BASE U で解説されています [1]
- 長所
- 開設は最短30秒で、商品登録からショップ公開までを3つのステップで進められます [1]
- 短所
- スタンダードプランでは売れるたびに決済手数料とサービス手数料がかかり、PAY ID アプリ経由の注文は手数料の構成が別です [1]
- 料金
- スタンダードプランは月額無料、売れたときに手数料がかかります。グロースプランの月額は公式ページで確認してください [1]
BASEの料金はいくら?
スタンダードプランは月額無料、売れたときに手数料がかかります。グロースプランの月額は公式ページで確認してください [1]。
決済手数料は3.6%に定額分が加わる形で、サービス手数料は3%です [1]。グロースプランは使える機能がスタンダードと同じで、いつでも切り替えられます [1]。登録時には決済手段の導入のために個人情報の入力が必要ですが、法人を除き非公開に設定できます [1]。
STORES ネットショップ
フリープランは月額無料で決済手数料5.5%〜、スタンダードプランは税込3,300円/月(年間契約)で決済手数料3.6%〜です
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-15 時点
- 向いている人
- 実店舗と併用したい人や、会計ソフト・Instagram・Google と連携したい人 [5]
- 向かない人
- 無料プランのまま独自ドメインを使いたい人。独自ドメインはスタンダードプランのみです [5]
- 長所
- 販売品目別の機能にハンドメイドが用意されており、商品が多い場合はCSVで一括登録できます [5]
- 短所
- 一部の決済手段は手数料が高めになり、スタンダードプランは契約期間中に解約しても返金がありません [5]
- 料金
- フリープランは月額無料で決済手数料5.5%〜、スタンダードプランは税込3,300円/月(年間契約)で決済手数料3.6%〜です [5]
STORES ネットショップの料金はいくら?
フリープランは月額無料で決済手数料5.5%〜、スタンダードプランは税込3,300円/月(年間契約)で決済手数料3.6%〜です [5]。
月額契約の場合は、スタンダードプランが税込3,960円/月になります[5]。PayPal・あと払い・楽天Pay などの決済手段は、フリープランで6.5%、スタンダードプランで4.6%の決済手数料です [5]。クレジットカード決済を追加すると、開始まで4営業日前後かかることがあります [5]。
カラーミーショップ
月額の金額は税込か税抜かを出典から読み取れないため、公式ページで確認してください
税込は公式の税抜表示に1.1を掛けて計算。料金は 2026-10-15 時点
- 向いている人
- 電話やメールで相談しながら進めたい人や、制作・設定を代行に頼みたい人 [3]
- 向かない人
- 月額費用をかけずに続けたい人。公式の案内では、費用を抑えて始めるならフリープランが挙げられています [3]
- 長所
- 有料プランは販売手数料がかからず、決済手数料はレギュラー3.4%〜、ラージ3.19%〜、プレミアム2.99%〜です [3]
- 短所
- 専任のECアドバイザーによる伴走はプレミアムプランが対象です [3]
- 料金
- 月額の金額は税込か税抜かを出典から読み取れないため、公式ページで確認してください [3]
カラーミーショップの料金はいくら?
月額の金額は税込か税抜かを出典から読み取れないため、公式ページで確認してください [3]。
他社サービスからの引っ越しは可能で、自分で作業するためのマニュアルが用意されています。難しい場合は制作代行サービスも使えます [3]。
用語の定義
くわしく読む
インボイス制度とは?
インボイス制度とは、複数の税率がある中で、消費税額等を記載した請求書や領収書(インボイス)をもとに消費税を計算する仕組みです [6]
特定商取引法とは?
特定商取引法とは、訪問販売や通信販売などトラブルが生じやすい取引を対象に、事業者の不適正な勧誘・取引を取り締まる行為規制と、クーリング・オフ等の民事ルールを定めた法律です [7]
SECURITY ACTIONとは?
SECURITY ACTIONとは、中小企業自らが、IPA の情報セキュリティ対策ガイドラインに示された取り組みを行うと自己宣言する制度です [8]
関係する制度
くわしく読む
インボイス制度は2023年10月1日に始まりました [6]。インボイスを交付するには、事前にインボイス発行事業者の登録を受ける必要があります。登録すると課税事業者になり、消費税の申告が必要になります [6]。小売業では、宛先などを省略した簡易インボイスを交付できる場合があります [6]。登録するかどうか迷う免税事業者向けには、国税庁がリーフレットやチェックシートを公開しています [6]。
特定商取引法は、訪問販売、通信販売、連鎖販売取引などを対象にしています [7]。ネットショップがどの取引にあたるか、どんな事項を表示するかは、消費者庁の「特定商取引法ガイド」や公式ページで確認してください [7]。
情報セキュリティでは、IPA の「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」第4.0版が、個人事業主や小規模事業者も対象に含めています [8]。はじめに取り組む項目は「情報セキュリティ6か条」にまとめられ、バックアップが加わりました [8]。自社診断の項目にも、ウェブサイトを安全に運用することが追加されています [8]。IPA のガイド一覧には「ECサイト構築・運用セキュリティガイドライン」も載っています [8]。
補助金では、小規模事業者持続化補助金(通常枠)の補助対象に、ウェブサイト関連費が含まれます。補助率は2/3です [6]。対象の従業員数は、商業・サービス業で5人以下です [6]。IT導入を支援するデジタル化・AI導入補助金もあり、ソフトウェア購入費やクラウド利用料が対象です [6]。募集の状況や上限額は公式ページで最新の情報を確認してください。開業届など税務署への届出は、この記事の出典では扱っていないため、国税庁の公式ページで確認してください。
費用の目安(計算例)
費用の計算例
計算式と前提を見る
- STORES スタンダードプランを年間契約で1店舗・1年使う場合: 計算式: 税込3,300円/月 × 12か月 = 税込39,600円(2026-10-15時点の料金から計算)[5]
- STORES スタンダードプランを月額契約で1店舗・1年使う場合: 計算式: 税込3,960円/月 × 12か月 = 税込47,520円(2026-10-15時点の料金から計算)[5]
計算に使った料金は上の各サービスの値です。実際の請求額は、決済手数料・オプション・契約形態で変わることがあります。BASEのスタンダードプランとSTORESのフリープランは月額が無料のため、計算例には入れていません。
よくある質問
Q. 無料で始められるサービスはありますか?
BASEのスタンダードプランは、初期費用と月額費用が無料です [1]。STORES にも月額無料のフリープランがあります [5]。カラーミーショップは30日間の無料体験があります [3]。どのサービスも、売れたときの手数料の条件を公式ページで確認してください。
Q. 独自ドメインは使えますか?
STORES では、独自ドメインはスタンダードプランで使え、フリープランでは設定できません [5]。BASEとカラーミーショップの対応は、公式ページで最新の情報を確認してください。
Q. 売上の入金はいつですか?
STORES は、入金額が一定額以上の場合、月末締めで翌月末に指定口座へ振り込まれます [5]。BASEには入金サイクルの案内ページがあります [1]。条件は公式ページで確認してください。
Q. インボイス発行事業者の登録は必要ですか?
インボイスを交付するには、事前に登録を受ける必要があります [6]。登録すると課税事業者として消費税の申告が必要になります [6]。登録するかどうかの判断材料として、国税庁が免税事業者向けのリーフレットとチェックシートを公開しています [6]。
Q. 特定商取引法で何を確認すればよいですか?
特定商取引法は、訪問販売や通信販売などの取引形態を対象にしています [7]。条文やガイドラインは消費者庁のページにまとまっています [7]。自分の店にあてはまる表示事項は、「特定商取引法ガイド」や相談窓口で確認してください [7]。